タワマン文学作品がTwitterを中心に賑わっていると言うことで、作ってみました!
タワマン文学:タワマン高層階で暮らすセレブ妻の悲哀とマウンティング
タワマン高層階:気圧で米が炊けない・雨が分からない
まるでオフィスかホテルのような高くそびえ立つ我が家。そう、私はタワマンに住んでいる。もはやこの高級感は我が家と言っていいものかも分からない。門をくぐるとき周囲からの羨望の眼差しを感じる。成城石井の買い物袋を片手に門衛さんからの「おかえりなさいませ」、レセプションの受付さんからの「おかえりなさいませ」の声を受け部屋へと戻る。田舎で生まれ育った私には考えられない生活。
ここは田舎の実家のように美味しいお米を食べられない。気圧差で美味しく炊けないのだ。ここは田舎の実家のように自然を感じられない。高層階のため鈴虫の声は聞こえないし雨の匂いを感じとれない。
「うわー雨降ってた。」外に出てから慌てて部屋に戻ろうとしたことは何回あっただろうか。エレベーターを待つが部屋に戻るまで5分はかかってしまう。駅近なはずなのに我が家はちょっと遠い。大きな窓から下界の様子を眺めなければここタワマン上層階からは雨が降っているか分からない。地上にいる人が傘をさしているか否かで雨を判断しているのだ。
ハイスペで溺愛してくれる夫と結婚し、悠々自適な生活。誰もが憧れるセレブ妻に私はなった。でも何処か心が満たされないのは何故だろう。
タワマンでの暮らし:高級スーパーとお受験
タワマンならではの疲れ:栄光の裏側
タワマン高層階と低層マンション
「タワマン高層階に疲れたから引っ越しをする…。」同じタワマンの高層階に住む友人のA子が言った。何度もすごいですねと言われること、妬まれること、見栄を張っていると思われることに疲れてしまったようだ。A子はマンションの立地も、高層階から見える景色も、共用部も何もかも気に入っていたが周囲の目にいたたまれなくなったのだ。
引っ越し先は3億円の低層マンション。今住んでいるタワマン高層階も3億円。値段は変わらない。でも周囲の目は変わる。結局何も知らない人はパっと見て分かりやすいタワマンを揶揄し、嘲笑し羨望するのだ。
電気代は低層マンションよりむしろタワマンの方が安い。なぜならばタワマンであれば共有部の廊下に冷暖房が効いているからだ。ちょっと玄関を開けておけば共有部からの冷暖房で家の中は快適。それでも部屋の中が適切な温度にならなければ最上階にあるラウンジに行けばいい。ラウンジは持ち込みOKだから水筒を家から持って行っていけば経済的ね。
「本当のお金持ちはタワマンに住まない」「田舎者がタワマンに住む」「タワマンなんかに住みたくない」まあ人それぞれ考えはあるよね。人付き合いの中でこう思われることを避けて低層マンションに引っ越す人も少なくないのではないだろうか。都会に住んでも田舎に住んでもタワマンでも低層マンションでも戸建てでも賃貸でもどこに住んでも誰かしらに何かしらを言われる。自分たちの幸せを見つけるには周囲の目を気にしてはいけないのだろうね。今、1番指摘しやすい先は一代で築き上げた者の「富と栄光の象徴」タワーマンション。ただそれだけのこと。そう自分に言い聞かせ、今日も目下の夜景を眺める。
タワマン文学とは何か?
そもそもタワマン文学とは何か?
筆者自身あまり分かっていないのですが、冒頭でも述べた通りインターネットの一部で話題となったタワーマンションを舞台にそこで暮らす人々の葛藤や悲哀を描いたものだと理解しています。
Google検索で「タワマン文学」と検索するといくつか出てきますね。
Yahooニュースでも話題になっていたようです!
これは筆者の憶測なのですが、以前台風の影響で武蔵小杉の「トイレ禁止タワマン」も少し関係してくるのではと思っています。
ついでにタワマンの定義も掲載しておきます。
✔タワーマンションの定義
タワーマンションという用語自体に法的な基準はなく、階数による定義などもありません。 しかし、建築基準法や消防法などでは、31m、60m、100mと、建物の高さによって異なる基準が設けられています。 … つまり、「タワーマンションとは、高さ60m以上、階数でおよそ20階建て以上の住居用建築物である」と考えてよいでしょう。
一口にタワマン高層階と言っても20階建てのタワーマンションであれば20階は高層階になりますし、54階建てのタワーマンションであれば20階は高層階には当たらなそうですね!
タワマン文学作品まとめ
タワマン文学作品いかがだったでしょうか?
あくまでネタでフィクションです!
- タワマン高層階では気圧差でお米が炊けない
- タワマン高層階では雨が降っているか分からない
- 高級スーパー
- お受験戦争
- 低層マンション
- 共有部の冷暖房
どこに住んでも幸せに暮らしていきたいものですね。
最後までお読み頂きありがとうございます!
それじゃ、またね!